「落ち込み体質」にサヨナラ!生き方を前向きに変える本5選
こんばんは。9月もそろそろ終わり、東京も30度を超える日はなくなってきました。気温が急激に変化するときはなぜか憂鬱な気分が増幅されてしまうことが多いという人が多い気がします。でもその場合は、気構えができているということなので、正体不明のモヤモヤと比べたらまだ気が楽ですね。
今日は、落ち込み体質を改善させたり、憂鬱で不安な気分を解消してくれる本をいくつかご紹介します。一時しのぎではなく、根本的な考え方をも変えてくれる本ばかりなので、あなたの人生そのものを良い方向に変えてくれること請け合いです。筆者も大いに影響を受けて、人生の様々なタイミングで実践することで、ずいぶん生き方がラクになり、助けられました。
それでは早速ご紹介しますが、これもまた「選択肢」。気軽に選んで、自分に合えばよし、合わないと思っても様々な本に触れて、納得のいく考え方を是非吸収してみてください!
「落ち込み体質」にサヨナラ!生き方を前向きに変える本5選
「いい人」をやめれば人生がうまくいく
憂鬱な気持ちになったり落ち込みやすい人には、いわゆる「いい人」が多いです。「いい人」であるがゆえに、人のことばかり考えて、自分を大切にしていないから苦しい思いをします。決して「悪い人になれ」というわけではありませんが、「いい人」でありすぎることのデメリット、ここまでやってもいいんだよ、ということを、様々な例を挙げながら解説しています。「自分はいい人でいなきゃいけない」と思い込んでいるあなたに。
うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち
手塚治虫さん風の画風でサラリーマン兼漫画家として活動していることで有名な、田中圭一さんの作品。ご自身のうつ病の罹患経験はもちろんのこと、筋肉少女帯の大槻ケンヂさんなど、実際にうつと向き合い、うつのトンネルを抜けた人々の経験談を生々しく描き上げています。しかし手塚タッチなので、親しみを持って共感深く読み進めることができます。うつは必ず抜けることができるということ、そのためには何が大切なことなのかを理解できる、読み解きやすい本です。
嫌われる勇気
アドラー心理学の名を一躍日本中に広め、この本自体が記録的ベストセラーとして超有名なこの一冊。今さら語る必要がないくらいの本ですが、あえてこの本をおすすめする理由は、あなたがこの先死ぬまでの行動の指針となるほどの価値観を得られる可能性のある本だと思うからです。「人は今日からでも幸せになれる」という言葉、そして人間の究極の命題「幸せとはなんなのか」をハッキリと指し示しているこの本。小難しい啓発書ではなく、物語形式でとても読みやすい作りになっています。タイトルの「嫌われる勇気」に騙されず、是非読んでいただきたいと思います。
幸せになる勇気
上で述べた「嫌われる勇気」の続編です。前作からの登場人物が、しばしの時を経て、再び語り合うことになります。前作で述べられたアドラー心理学の価値観を深掘るだけでなく、より厳しくも核心をついた言葉で読み手の心をグイグイえぐってきます。ここにも、このブログと同様「選択」というテーマが見え隠れしていますが、やはり「選択肢を持っておき、そこから選ぶこと」が憂鬱に左右されない自分になるために必要なことなのだ、と再認識させてくれた本でもあります。
マンガで分かる心療内科
精神科医のゆうきゆう先生が原作の人気シリーズです。表紙を見てお分かりの通り、「頭が良くて、マジメな人ほどうつになる」ということを含め、うつのメカニズム・考え方のポイントやアドバイス・対策の取り方などが、ソウ先生の描く綺麗でコミカルなタッチで展開されていきます。一話一話のテンポも良く、読むときに決して暗い気持ちにならずに済むところも、オススメのポイントです。
本の紹介とは少し話がずれますが、「私はうつ病じゃない!」と思う方も多いかとは思いますが、事前に自覚をしにくいのがうつ病の難しいところで、辛い気持ちを抱え続けた先にうつ病は潜んでいます。まずは気軽に読んでいただきたいですし、今すでに辛い気持ちを抱えていたり、眠れないなどの症状がある場合は心療内科に行ってみることをオススメします。心療内科にかかることは恥ずかしいことでもなんでもありません。健康が一番、自分のことを何よりも大切にしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回紹介した作品たちを見ていただいてお分かりの通り、憂鬱な気持ちと闘い克服してきた人たちの多さ、「幸せとはなんなのか」がずっと続くテーマだということに改めて気付かされます。悩んでいるのはあなただけではないということでもありますし、すでに”気付き”を得た人たちのパワーが、本には詰まっています。新たな選択肢として、様々な価値観を吸収してみてはいかがでしょうか。
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